若手経営者らでつくる「NKpj胎内」が観光活性化策を提示した報告会=胎内市新和町
若手経営者らでつくる「NKpj胎内」が観光活性化策を提示した報告会=胎内市新和町

 新潟県胎内市の若手経営者らが観光施策をテーマに議論を重ねてきた「中条黒川プロジェクト(NKpj)胎内」が、4年間にわたる検討の成果を市産業文化会館で報告した。メンバーが八つのテーマごとに活性化策を提示。集まった行政、経済、観光団体の関係者ら約70人に「人が自然と巡るまち」と設定した未来像を提示した。

 NKpj胎内は2020年に発足し、若手経営者らがこれまで44回にわたり検討を続けてきた。2024年11月下旬に報告会を開いた。

 観光施策の方向性として、胎内市には年間約100万人の観光客が訪れていることから、3倍の300万人に増やすことを目標に据えた。実現に向け、強化すべきテーマや課題を設定。食...

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