寄付金を手渡す板倉中の福崎千紘さん(左から2人目)=上越市の板倉区総合事務所
寄付金を手渡す板倉中の福崎千紘さん(左から2人目)=上越市の板倉区総合事務所

 新潟県上越市板倉区の板倉中生徒が、地域のイベントに出店した際の売上金3万円を能登半島地震への被災地に寄付した。義援金として日本赤十字社県支部を通じ、被災地に送られる。

 板倉中の生徒約80人は2024年11月、板倉ふれあいまつりに参加し、射的などのゲームで遊べる「子ども縁日」を出店。その売上金の使いみちを話し合い、社会に役立てようと寄付を決めた。

 板倉中のまつり実行委員会の3人が2024年12月18日、板倉区総合事務所を訪れた。委員長の3年、福崎千紘さん(15)が「能登半島地震の被災地の方々を少しでも支援できるように届けてほしい」と宮下明所長に義援金を手渡した。宮下所長は「皆さんの温かい支援を...

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