
カラフルな米粉の団子を枝に付けた繭玉飾り=5日、長岡市小国町上岩田
五穀豊穣(ほうじょう)を願う小正月の縁起物「繭玉飾り」を作る催しが1月5日、新潟県長岡市小国地域のおぐに森林公園で開かれた。参加者がカラフルな米粉の団子を木の枝に付け、かわいらしい飾りを完成させた。
繭玉飾りは、昔は各家庭で作られ、小正月行事の「どんど焼き」などで焼いて食べると、無病息災で過ごせるとされている。
催しは公園が毎年企画するも大雪などで中止が続き、10年以上ぶりに行われた。参加した市民ら8人は、かき氷のシロップを混ぜて着色した米粉をこね、ピンク、黄、緑、白の4色の団子にした。ミズキの枝に、それぞれが好きなように飾り付けた。
子どもの頃に母親が作っていたという長岡市のパート(70)...
残り56文字(全文:356文字)