
新印青果西部卸売市場で開かれた初市式の初競りで取引された宝船=5日、燕市吉田西太田
新潟県燕市吉田西太田の新印青果西部卸売市場で1月5日、新春恒例の初市が開かれた。野菜や果物を載せた「宝船」などの初競りが行われ、競り人らの活気あふれる声が場内に響いた。
初市には買い受け人や出荷者ら約200人が参加。新印青果西部卸売市場の渡辺晃社長があいさつし「総合卸売市場としての公共性を自覚し、ヘビのようにしなやかに変化に対応したい」と、2025年の干支(えと)を用いて意気込みを語った。
初競りでは、ネギや大根、リンゴなど野菜や果物が載った縁起物の「宝船」15艘(そう)が取り引きされ、「3万円!」などと威勢の良い声で、次々と競り落とされた。
新印青果西部卸売市場によると、5日の入荷量は果物...
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