
魚や野菜を載せた宝船が用意された初競り=1月5日、南魚沼市川窪
新春恒例の初競りが1月5日、新潟県南魚沼市川窪の地方卸売市場魚沼食品流通センターで行われた。記念式典には新鮮な野菜や魚を盛った縁起物の「宝船」が登場し、商売繁盛や豊作、産業の活性化を願った。
式典には、南魚沼市の林茂男市長やJAみなみ魚沼の井口啓一代表理事組合長らが出席。ブリやタイといった海産物が載った宝船2艘(そう)と、新潟県産のサトイモ、カブなどの農産物が載った3艘の計5艘が用意され、参加者らは実際の競りのように声を上げた。
その後、地元産のシイタケや青菜などが実際の競りにかけられ、「いくら、いくら」などと競り人らによる活気あふれる声が市場に響き渡っていた。
魚沼食品流通センターの栗山寛...
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