
威勢の良い声が響く中、次々と魚介類が競り落とされた長岡中央水産の初競り=5日、長岡市新産1
新潟県長岡市新産1の長岡中央水産で1月5日、初競りが行われた。午前7時ごろから仲買人や飲食店関係者ら約70人が集まり、新鮮な魚介類を次々と競り落とした。
例年並みの約600ケースが、県内外から入荷。地元の寺泊港で水揚げされた真サバやスルメイカ、富山産の天然ブリや北海道産のスケソウダラなどが並んだ。
仲買人らは魚の鮮度をじっくりと確認。競り人が「さあ、いくら」と威勢の良い掛け声を出すと、仲買人らは指を立てたり声を上げたりして、競り落としていった。
長岡中央水産によると、資材高騰などで全体的に魚の価格が上昇しているという。太田徳之助社長(70)は「厳しい状況が続いているが、中越の拠点市場としての...
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