サッカーJ1アルビレックス新潟が、2025年シーズンに向けて動き出しています。3季続いた松橋力蔵前監督からバトンを引き継ぐのは、J1トップチームで初めて指揮を執る樹森大介新監督。野心と潜在能力にあふれるJ2所属選手を中心に補強し、チーム一丸となって成長を目指します。
新潟日報では、宮崎県西都市を舞台とする1次キャンプから、アルビ担当記者が現地入りし、紙面に記事を掲載します。ウェブ版の「新潟日報デジタルプラス」ではより詳しく、監督や選手の声、練習中の真剣な表情からふと見せる素顔の写真まで、皆さんに伝えていきます。
開幕の横浜M戦のキックオフまで…
残り0日と0時間00分00秒
◆1月14日のアルバム
(右へのスライドで次の写真を表示)
・報道への練習公開 午前9時10分~午前10時20分
・天気 新潟県民がうらやむような青空。新潟で言えば「春」
・主な練習メニュー フィジカルトレーニング、パスやポジショニングの練習
・練習後は、新加入のMF落合陸選手と樹森大介監督に話を聞きました!
◆1年間「キモさん」と居残り練習してきたMF落合陸

(アルビの雰囲気はどうですか)
もう、とにかく僕は新入りなんで。早くやっぱチームの一員として活躍したいんで。コミュニケーションっていうところはピッチ外でも、僕は人見知りですけど、なるべく自分から…。全然話せないですけど、なるべく会話に入れるように、いろんな話ができるようにとかは気にかけてます。
(人見知り?)
自分から話題を作って話すのは苦手です。別に自分から何か聞くとか、そういうのはできるんですけど、面白い話はできないっていう。でも、みんな快く話してくれるし。でも、新潟にいる間は全然サッカーできなかったんで、やっとここでサッカーみんなとできてるんで。うん、もっともっと深まるとは思ってます。
(今日の練習振り返って)
なんか心拍も上がりつつ、パスでもそうですし、ポジションもそうですし、いろんな選手の特徴が僕は見えたんで。こっから深まっていくんだろうなっていう楽しみではあります。
(自分の動きとしては)
いや、もう全然ですけど、僕はこういうトレーニングが好きですし、上手い選手とできるっていうのは、僕ももっともっと上手くなりたいので、そういう選手たちと一緒にやれるのは、僕が新潟に入った意味でもある。しっかり僕がチームに馴染めるように、しっかりやっていきたいなと思います。
(個人的なキャンプのテーマは)
そうですね。僕はもう真ん中を中心に勝負していきたいと思ってるんで。シュートとか、そこを求められてると思うんで、そこに集中しつつ、違うこともできるようにっていうのは心がけてます。
(真ん中は競争激しいが、参考にしたい選手は)
そうですね。でも誰だろうな…。でも去年とかだったら色んなサッカー見てましたけど、まずはデブルイネ選手(マンチェスター・シティー)のポジショニングだったりとか、レバークーゼンのヴィルツのポジショニングとかも。僕はポジショニング見るの好きで、そういうのはちょっと参考にしてます。
(チーム内の同じポジション選手と話は)
そんなにギシギシしてるわけでもないですし、もう僕はいろんな人と話してるので。元々ここの真ん中のポジションが多いっていうのはわかってて入ったし、ここを勝ち抜かないともっと上にはいけないと思うんで。今はまず早く馴染んで、僕のことを知ってもらうことを優先にやっていきたいなと思ってます。
(話しやすい選手は)
いや、みんなと結構話します。同部屋は太田(修介)選手なんで、話せてる方かなと思います。僕はいろんなことを吸収したいんで、いろんな質問をしてます。サッカー人生長く続けてるので、どういうケアだったりとか、どういうトレーニングしてるのかっていうのは細かいことを聞いてます。
(キャンプで特別に持ってきたものとか)
いや、そんなないですね。空気圧の足を圧迫するやつは自分で持ってきました。
(けがは多い方?)
いや、少ない方です。去年けがで離脱してしまったのが、久々の怪我だったんで。それ以外は別に。
(練習試合もあるが、アピールしたいこと)
そうですね。気合い入れすぎずに。僕のプレーを分かってもらうためにも。そんなに力まないで、僕らしくやっていけば、自然と試合でもエンジンがかかると思います。気負わずにやっていきたいなと思ってます。自然体で。もちろん得点アシストを追求するのはありますけど、僕はまず自然体でプレーしたいなと思ってます。
(前のチームとの違いを感じたこと)
ベテラン選手が多いです。そのベテラン選手も、いろんな選手がいますし、経験がすごい多い選手なので、僕は話を聞くこともそうですけど、見ることをまず始めて、こういう選手はこういうことしてるんだっていう盗みつつ。参考にしたい。
(樹森監督とは水戸で一緒。当時コーチだったが、監督だと少し違う?)
コーチとは多分全然違う。距離感だったりとか、樹森さん自体が意識してると思うんで。僕はキモさんと居残りでずっとシュート練習を1年間やってましたし。それは僕にとってはプラスになったし、成長したことですし。試合終わった後も映像を作ってくれたりした。僕だけじゃなくて。他の選手にもやってくれてたんで。ただ、監督とコーチの距離感はまた違うんで。僕はまずはチームで、監督は僕以外の選手を知ることが多分第1優先だと思うんで。
◆最初から自らの「色」を見せた樹森大介監督

(宮崎の気候はいかがですか)
朝は寒かったんで。ちょっと、昨日の地震はちょっとびっくりしましたけど。
(避難されたと...