
阪神大震災のイベントで活動報告するための資料を見る刈羽村社会福祉協議会の武本純さん(右)と太田美月さん(左)、村田舞佳さん=刈羽村
新潟県刈羽村の村社会福祉協議会は1月19日、兵庫県西宮市で開かれる阪神大震災のシンポジウムに参加する。主催する西宮市の「日本災害救援ボランティアネットワーク」(NVNAD)から中越沖地震2007年7月16日、新潟県の上中越沖を震源として発生した地震。新潟県内では柏崎刈羽原発が立地する柏崎市と刈羽村のほか、長岡市で震度6強、上越市や小千谷市、出雲崎町で震度6弱を観測した。新潟県によると、この地震の影響で15人が亡くなり、2316人が重軽傷を負った。で支援を受けた縁で、交流を続けてきた。今回訪れる10人の中には、震災を知らない20代の村社協職員2人もいる。2人は「阪神の記憶を継承し、防災に役立てたい」と意気込んでいる。
初参加の若手職員は太田美月さん(27)と村田舞佳さん(27)。太田さんは現在、災害時の村社協としての初動マニュアルの策定に取り組んでいる。新発田市出身で「大きな災害は経験したことない」。...
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