
長岡市の高校生が企画した吃音の理解を深めるイベント=長岡市大手通2
言葉が出にくくなる吃音(きつおん)への理解を深めるイベントが、新潟県長岡市大手通2のミライエ長岡で開かれた。当事者である市内の高校1年生の男女2人でつくる「レインボー」が、初めて企画。当事者や、関心を持つ小学生から大学生までの15人が参加し、互いの悩みを語り合った。
レインボーは吃音に悩む人同士の交流や、当事者以外に吃音について知ってもらう機会をつくろうと、2024年7月に発足。初めての交流イベントは1月11日に開いた。
イベントでは、互いの悩みや経験を打ち明けた。「うなずきながら聞いてくれると、安心して話せる」といった周囲にしてほしいことや、「発音が苦手な言葉も慣れてくると言い換えられるよ...
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