サッカーJ1アルビレックス新潟が、2025年シーズンに向けて動き出しています。3季続いた松橋力蔵前監督からバトンを引き継ぐのは、J1トップチームで初めて指揮を執る樹森大介新監督。野心と潜在能力にあふれるJ2所属選手を中心に補強し、チーム一丸となって成長を目指します。
 新潟日報では、宮崎県西都市を舞台とする1次キャンプから、アルビ担当記者が現地入りし、紙面に記事を掲載します。ウェブ版の「新潟日報デジタルプラス」ではより詳しく、監督や選手の声、練習中の真剣な表情からふと見せる素顔の写真まで、皆さんに伝えていきます。

開幕の横浜M戦のキックオフまで…

残り00時間0000

◆J3金沢と練習試合=30分×3本(1月18日)

(右へのスライドで次の写真を表示)

新潟

0-1

0-0

0-0

金沢

・快晴、午前11時開始
・試合後、MF落合陸選手、MF笠井佳祐選手、樹森大介監督に話を聞きました!

◆「もっと良くなる」と繰り返すMF落合陸

(新潟に加入して初の実戦でしたが)

そうですね。結果としてはあれでしたけど、入ってまだわずかなんで、僕的にはもっと良くなるなっていう感想でしたし。僕も何個か決定機あったんで、そこの決め切るところは練習からもっともっと意識したい。あとは連係の部分でいろんな選手とと喋りながら、自分のプレーを少しでも早く出せるようにもっとやっていきたいなと思いました。

(ヘディングシュート2本がクロスバー、クロスへの入り方は)

そうですね。常に相手の後ろにいることと入りすぎないことは、僕もいろんな選手を見て参考にしたりしてるんで、そこの嗅覚がもっと上がっていければなと思います。出し手の選手がやっぱレベルが高い選手が多くて出てくると思うんで、そこは信じて、ポジション取って準備したいなと思ってます。

(1本目は小野選手とのツートップっていう)

もちろん、樹森監督もやりたいことがある中で、裕二くんとの関係性は意識してますし、僕が2本目出たあの時はヨシくんでしたけど、そこもまたちょっと違う。僕が頂点になったり、落ちたりっていう関係性はありますし、僕も両方できるんで。もっともっと関係性は良くなるんじゃないかなと思ってます。

(ヘディングには自信ある)

いや、そんなことないですけど。でも得点取る上でいろんなパターンを種類を増やすことは意識してるし、どの場面でも点取りたいと思ってるし、ワンタッチゴールっていうのは、今年増やしていきたいなと思ってるんで。ポジショニングですかね。やっぱそこは意識してやっていきたいなと思います。

(今日の課題は)

もちろん連携の部分で整理されてない部分があるんで、そこの理解度だったりとか、整理されてくるとボールも触れる回数も増えると思いますし、動きが整理されてゴールにもっと直結するプレーが増えたりとか、もっともっと良くなることが多いと思うんで。やっぱ練習からどんどんコミュニケーション取ってやっていくっていう積み重ねかなと思います。

(ワンタッチゴールを増やしたいっていう理由は)

去年の映像だったりとか、jリーグの得点集とか見ても、やっぱワンタッチゴールが多いですし、ワンタッチゴールを増やすことによって、僕の得意であるミドルシュートだったりとか、そういう得意な部分が出すために必要なことだと思ってるし。2桁得点を僕は目指してるんで、そこでの駆け引き、種類を増やすってことはとても大事なのかなと思ってます。

(守備で前から置いていくというところは)

守備もまだ全然やってないですし、アタッキングゾーン入ってからもまだやってない中で、僕は献身的な守備は得意としてるし、身につけたものなんで。やっぱ自分だけが頑張ってそこが空いちゃうっていうのはなくしたいんで。1人1人連携してしっかり自分の強度を出せたらなと思ってます。

(オフサイドがかなり多かったが、チームとして裏を狙うこと)

そうですね。ゴールに直結するプレーを増やすっていうのはまた樹森さんの色だと思います。その中で「アバウトに背後狙え」とか、そういうのは樹森さんも求めてないし、そのタイミングはもっと合ってくるんじゃないかなと思います。今は監督が要求しているものをみんな一生懸命やるんで、それに対して、もっと日が経てばアイデアが出てくるし、なんかいろんな自由がどんどん生まれてくると思うんで、そこはこれから積み重ねていけたらなと。

(試合後チームメイトとはどんな話を)

僕はツートップを組む選手と、あと出し手のタイミングのところで話をしましたね。そこがやっぱ1番重要ですし、そこにいてほしいだったりとか、僕が背後取ってるなら落ちてほしいとか、そういういろんな駆け引きがあると思うんで。はい。そこの部分はもっと良くなっていくんじゃないかなと思います。今日はヨシくんと裕二くんと組むことがあったんで、そこは意識してやってました。

◆反省の多いMF笠井佳祐

(結構いい動きだった印象あるんですけど)

いや全然。やっぱりゴールを取りたい中で、チャンスは何回かあった中で、やっぱり決めきれなかったんで。自分が決めてればチームは勝ってたと思いますし、やっぱり勝つことでこれからの練習とかもいい流れでできてたと思うんで、そこはすごい反省点です。最後ロストして、すごいピンチになったりとか、フォワードの時だったらやっぱり抜け出すタイミングとか止まっとくタイミングとか。まだ途中から出て難しい部分もありましたけど、やっぱ合ってなかったんで、そういう部分はもっと自分としてはこだわってやっていかなきゃいけないなと思います。

(シュートもありましたが)

けど、結局決めきれてないんで。なんかボテボテで。で、結局1番チャンスになった星雄次さんから横パスもらったやつも、ちょっと詰まってしまったっていうか、構えすぎて詰まってしまって、キーパーに弾かれてしまったんで、そういうところももっと柔軟に対応していかなきゃいけないですし、やっぱりほんとにワンチャンスものにできなきゃ意味ないと思うんで。本当、日常の日々の練習からもっとこだわってやっていかなきゃいけない。はい、反省します。

(ここまでのキャンプの手応えは)

そうですね、去年練習参加させてもらった時も、やっぱり自分が1番下手で、やっぱり周りの選手みんな出すタイミングも上手いですし、やっぱりプレスとかの強度も高いですし。そん中で今自分はほんと1番下からのスタート。はい上がらなきゃいけないし、やっぱりいろんな人からいろんなこと言われて、うん、それでやっぱりネガティブに捉えちゃダメだし、やっぱ言ってもらえているうちがすごい自分の成長に繋がると思うんで、やっぱりそれを真摯に受け止めて、色々な人のアドバイスを聞きながら。うまい選手のいいところ盗んだりとか聞いたりとかして、ほんと自分自身が成長できるように頑張りたいです。

(オフになりますが、疲れはどうですか)

そうですね。かなり1週間とは思えないくらい疲れてて。自分はハムとケツに来てしまうので、そこがすごい疲れてるなっていう印象ですけど、でもやっぱり体を作るためのキャンプなんで。

(オフの過ごし方は)

最近2部練が続いてたんで。はい。ちょっと昼たくさん寝たいなっていうのと、あとはyoutubeとかも。最近なんかnetflixとか見る時間も全くなかったんで。少し部屋でゆっくりしようかと。

◆先発メンバー

※このフォーメーション図は速報版です
※このほか選手交代もあります。

 

◆「3枚」のニュアンスをはっきりさせたい樹森監督

まずはトレーニングマッチを終えて)

結果っていう意味では、当たり前ですけど満足していない。ただ、やってきたことをやろうとしてくれたなっていう印象は強いです。なので、監督の言葉っていうのが強いなって、それに対してしっかりやろうっていうのはすごい伝わったので、そこはポジティブに感じています。

(具体的にどういったものを出そうとした?)

はい。3枚のプレスに対しての...

残り4138文字(全文:7316文字)