
完成した団子木を見上げるひだまりこども園の子どもたち=胎内市十二天
新潟県胎内市十二天のひだまりこども園の園児が、小正月の「団子木」を飾った。団子は子どもたちの手作りで、木の枝に付けると、緑、ピンク、黄、白の4色の丸い花が咲いた。
ひだまりこども園では、毎年、団子木を飾り、団子の色が四季を表現し、五穀豊穣(ほうじょう)を願う行事であることを伝えている。朝妻真美園長(50)は「行事を通し、自然の恵みの大切さを伝えたい」と話す。
1月9日に行われた飾り付けには、0〜5歳児までの全園児約90人が参加。団子作りでは、米粉に食紅と水を混ぜた生地を小さな手で丸めていった。その後、ゆで上がった団子を一人一人がミズキの木の枝に付けた。
完成後、子どもたちは天井につり下げられ...
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