
木の枝や根で長岡由一さんが手作りした、ことしの干支にちなんだ蛇=燕市熊森
新潟県燕市で色鉛筆画の講師を務める、熊森の長岡由一(よしかず)さん(78)が、木の枝や根の形を生かした蛇作りをしている。趣味で5年ほどかけて約50体を作りためた。ことしの干支(えと)、巳(み)年に合わせて棚を手作りし自宅に飾っているほか、希望者に配っている。
長岡さんは30年ほど前に色鉛筆画を始めた。地域の熊森公会堂で月に2回ほどお年寄りらに教えている。切り株を使った木工品なども手がけ、盆栽も趣味。知り合いなどから木の切れ端などを譲り受けて蛇を作っている。
素材は松が多く、余分な枝を落とした程度でほぼ原形のまま。端を丸めて頭にし、洋くぎを打つなどして目にする。グロテスクにならないよう、白塗り...
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