サッカーJ1アルビレックス新潟が、2025年シーズンに向けて動き出しています。3季続いた松橋力蔵前監督からバトンを引き継ぐのは、J1トップチームで初めて指揮を執る樹森大介新監督。野心と潜在能力にあふれるJ2所属選手を中心に補強し、チーム一丸となって成長を目指します。
 新潟日報では、アルビ担当記者が現地入りし、ウェブ版の「新潟日報デジタルプラス」ではより詳しく、監督や選手の声、練習中の真剣な表情からふと見せる素顔の写真まで皆さんにお伝えてしています。宮崎編は今回で一区切り? 詳しくは最後のメッセージをご覧ください。

開幕の横浜M戦のキックオフまで…

残り00時間0000

◆1月27日のアルバム

(右へのスライドで次の写真を表示)

シュート練習に励むMF笠井佳祐
シュート練習に励むMF笠井佳祐
FW若月大和ら
FW若月大和ら
気迫のこもった練習に励むGK田代琉我(左)
気迫のこもった練習に励むGK田代琉我(左)
MF秋山裕紀(中央)ら
MF秋山裕紀(中央)ら
全体練習終了時のあいさつを務めたDFゲリアに絡みつくDF千葉和彦
全体練習終了時のあいさつを務めたDFゲリアに絡みつくDF千葉和彦
雨の中で競り合うMF落合陸(右)、DF舞行龍ジェームズ
雨の中で競り合うMF落合陸(右)、DF舞行龍ジェームズ
心機一転のMF長谷川元希
心機一転のMF長谷川元希

・天候 雨 
・公開された練習時間 午前9時10分~10時10分 その後、自主練習
・公開された練習メニュー ランニング、ストレッチ、フィジカルトレーニング、7対3のロンド(鳥かご)、パス練習、1対1のヘディング、ロングパス、ゴール前の攻防、セットプレー練習

・練習後は、MF長谷川元希選手とFW太田修介選手に話を聞きました!

◆気の合う友達が見つかったMF長谷川元希

(宮崎キャンプも2週間たちました)

あったかいし、やりやすいです。

(入団2年目のキャンプって去年と比べて違いは感じます?)

去年は色々知るところがあったんですけど、今年は2年目なんで。新しい選手に色々教えたりとか、自分の気持ち的にもストレスなくやれてるなって感じてます。まずコンディションが大事だと思うんで、1年間やっていける体作りをすることと、徐々にコンディションを上げていくってところを意識していきたいなと思ってます。

(今のコンディショニングは?)

まだまだな感じもしますし。イメージと体が合ってないことも多いので。
そこを徐々に合わせていければいいのかなと思います。

(新しい樹森監督については)

自分たちに足りないところを明確に提示してくれますし、僕個人としても足りないところを言ってくれてるので、的確なことを言ってくれる監督だなっていうのは思っています。もうちょいランニングするところとか、オフザボールのところも要求はされたので、そういうところを改善していければいいのかなと。

(キャンプに入る前はどんな風に過ごされていましたか)

なるべく筋力を落とさないように、筋トレを重点的にやって、体重もそんな差がなく、体を作っていました。

(今年は背番号変更されましたが)

元々41番つけたかったんで、それを去年つけられなかったって感じです。

(41番にはどういう思いが)

もともと1年目つけてたんで、その思いがあるのかなと。

(甲府の時に)

はい。

(練習試合2試合やりましたが)

全体的にまだ全然足りないですけど、まだ2試合目なんで、3試合目、4試合目と合わせていければなっていう課題のところを考えられたので、それをしっかり自分で考えてやればいいのかなって思います。

(友達作りますと言っていましたが、気の合う仲間は)

いました。やっぱ田代(琉我)は同い年だし、一緒にいることも多いですし、その辺の年齢近い人では一緒にいることが多いです。サッカーに対して真面目ですし、チームのムードメーカー的な存在でもあるので。

(話しやすいですか?)

話しやすいです。

◆宮崎県都城市の歓迎セレモニー

都城市から熱烈歓迎を受け特産の焼酎「霧島」や各種肉などを贈られる樹森大介監督と選手ら
「ぼんちくん」と戯れる選手たち

※「ぼんちくん」=諸方ぼんち(もろかた・ぼんち)。小学2年生。都城盆地が名前の由来らしい。動物などと会話ができる。都城市のPRキャラクターとして就任10周年を迎えた。漫画家みやこのジョー先生が書く漫画の主人公。意外と軽快に動く。

◆「いい意味でこの2年間を忘れる」というFW太田修介

(新潟で改めてプレーしようと思ったのは)

やり残したことがあるというか。新潟来て2年間プレーしましたけど、何も自分の中でアルビのためにやれたことないなっていう感覚なので、やり残したものがあるなっていう風に思って。その思いで決めました。

(契約を更新してくれて嬉しいですが、そういう思いが)

そうですね。一昨年も含めて、自分らしさが出せた試合っていうのはやっぱり少なかったと思うし、「あ、俺、新潟に貢献できたな」って思うのがほんとに限られてたので、そういった意味では、ほんとに今年は貢献できるように、自分のストロングっていうのも出しやすいかなとは思うので。

(樹森監督は裏を取ろうという意識も強い。太田選手の良さと合う)

そうですね。裏へのアクションもそうですし、1対1も...

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