県内の農家が開発、加工した商品が並ぶ「メイドイン農家マルシェ」=1月31日、新潟市中央区万代3
県内の農家が開発、加工した商品が並ぶ「メイドイン農家マルシェ」=1月31日、新潟市中央区万代3

 新潟県内で6次産業化に取り組む農家の商品を集めたイベントが1月31日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで始まった。農家が商品開発、加工したジャムや菓子などが並び、来場者が新潟県の豊かな食の魅力を味わっていた。2月1日まで。

 「メイドイン農家マルシェ」と銘打ったイベントは、県内30の農家が情報共有などで連携する「新潟地域6次化ネットワーク」の会員が参加。初日の1月31日は10社、2月1日は9社が出店する。

 米粉を使用したパンや県産の蜂蜜、ジャムといった商品の一部は試食もできる。初日の会場では、来場者が生産者との会話や試食を楽しみながら、品定めしていた。

 発芽ニンニクとサツマイモを生産するkimataファーム(見附市)はガーリックオイルや焼き芋などを販売。代表の野村貴巳さん(47)は「生産者同士やお客さんとつながる場。多くの人に商品を知ってほしい」とPRしていた。

 2月1日は午前11時と午後2時半から出店者が餅つきを実演。午後1時からは県の非公認PRキャラクターで大阪市出身の「ニイガタ姉さん」によるトークショーもある。入場無料。...