
新潟県内2地銀は31日、2025年3月期第3四半期(24年4〜12月)連結決算を発表した。第四北越フィナンシャルグループ(FG、新潟市中央区)は純利益が前年同期比13・2%増の212億円だった。大光銀行(長岡市)も連結純利益が同20・1%増の21億円で増益。ともに、市場金利の上昇などによる資金利益の増加が寄与した。
FGの売上高に当たる経常収益は4・1%増の1433億円、経常利益は19・5%増の297億円。
第四北越銀単体では、本業のもうけを示すコア業務純益が46億円増の288億円。純利益は41億円増の186億円だった。
資金利益が前年同期比65億円増の552億円となり、利益を押し上げた。期...
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