
南海トラフ巨大地震東海の駿河湾から九州の日向灘沖にかけて、海底に延びる溝状の地形(トラフ)に沿って発生する地震。おおむね100〜150年間隔で起き、マグニチュード(M)8〜9級の巨大地震が30年以内に起こる確率は70〜80%とされる。政府は2012年、最大32万3千人が死亡するとの想定を公表。防災対策推進地域に、29都府県707市町村が指定されている。が発生した際、大きな被害が想定される静岡、高知など10県に応援職員を即時派遣する自治体を総務省が事前に割り当て、4月からの運用に向けて調整していることが2月4日、分かった。福島、群馬など主に東北や内陸部、新潟県を含む...
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