
新潟東港のゴルフ場跡地利用について、見解を述べる花角英世知事=2月5日、県庁
新潟県の花角英世知事は2月5日の定例記者会見で、県営新潟東港工業地帯の中核エリアにあり、3月末で閉鎖するゴルフ場「新潟サンライズゴルフコース」(聖籠町)の跡地利用について「しっかり産業が立地し、物の動き、雇用が生まれる活用が望ましい」と述べ、港湾の特性を生かしたエネルギー拠点や製造業の立地に期待感を示した。
ゴルフ場は石油元売り大手のENEOS(エネオス・東京)が所有し、グループ会社が運営している。土地は元々県有地だったが、旧日本石油(現エネオス)が1983年、製油所の建設を前提に取得。しかし、オイルショックなど情勢の変化で建設を断念し、ゴルフ場としての暫定利用が続いていた。
花角知事は「就...
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