AIRプロジェクトに参加し、ワークショップなどへの思いを語る宮本悠加さん(左)、三浦雨林さん(右)=新潟市西蒲区岩室温泉
AIRプロジェクトに参加し、ワークショップなどへの思いを語る宮本悠加さん(左)、三浦雨林さん(右)=新潟市西蒲区岩室温泉

 新潟市西蒲区の岩室地区にあるシェアハウス「とも家(や)」で、芸術家が一定期間滞在し、創作活動などを行う「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」のプロジェクトが始まった。第1弾のアーティストとして舞台芸術に携わる2人組が訪れ、地域住民らと交流。関係者は、「岩室温泉が『芸術のまち』として認知され、世界に誇れるような場所になってほしい」と展望を語った。

 岩室温泉では2003年から武蔵野美術大学(東京)と協働でアートイベントが開催されてきたが、15年に終了。地域とアートのつながりが途切れがちになっていた。

 そのため、新潟大学人文学部4年生で、「とも家」代表の宮将太(しょうた)さん(24)=新潟市...

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