
ラインアップを充実させたヒゲニンニクパウダー
新潟県長岡市西川口の信越工業は、関連会社が生産する「ひげにんにく」パウダーのラインアップの充実を図っている。ニンニクそのものの味を楽しめるプレーンに加え、香辛料をまぜたものなど4種類を新たに販売し、販路拡大を狙う。
信越工業の本業は、梱包や手芸用のひもなどの製造。2004年の中越地震で発生した耕作放棄地を何とかしようと、11年に関連会社の農業生産法人を設立し、翌12年に「ひげにんにく」の販売を始めた。
出荷の規格外となったひげにんにくの有効活用を図ろうと、15年ごろにパウダーの製造を開始。低温でじっくりと乾燥させ、マイルドな辛さが特徴であるひげにんにくの風味を生かしている。
県内のスーパーで...
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