東北地方のこけしを集めた展示会。オリジナルのこけしを作る催しも行われた=柏崎市西山町坂田
東北地方のこけしを集めた展示会。オリジナルのこけしを作る催しも行われた=柏崎市西山町坂田

 東北地方に伝わる伝統的なこけしを集めた展示会が2月11日まで、新潟県柏崎市西山町坂田の西山ふるさと館で開かれている。地域ごとに異なる表情や形をした約60体が、訪れた人を和ませている。

 こけしは、柏崎コレクションビレッジにある郷土玩具館「痴娯(ちご)の家」(柏崎市青海川)の収蔵品。頭部にベレー帽のような模様を描いた宮城県の「弥治郎系」や、頭頂部の蛇の目模様が特徴的な福島県の「土湯系」など、個性豊かなこけしが並んでいる。

 こけしや三角だるまに色づけしてオリジナルの1体を作る催しも、2月1日に開かれた。子どもたちがデザインを考えてメモ用紙に手書きし、赤、青、ピンクなどの色を塗って思い思いの作品にし...

残り215文字(全文:515文字)