新潟市役所
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 新潟市が管理する下水道管の破損が原因の道路陥没を巡り、市は2月10日、陥没に伴い人がけがをする事故が2022年にも起きていたことを明らかにした。これまで市は、20年度以降の人身事故の把握件数を計3件としていたが、計4件となった。

 市下水道管理センターによると22年3月、西区青山の市道で高所作業車が作業していた際、車体を支える「アウトリガー」が長さ70センチ、幅50センチ、深さ60センチの穴にはまり、車体が傾いた衝撃でバケット内にいた男性が脇腹を打撲。作業車も一部損壊した。下水道管が破損して土砂が流入することで地中に空洞ができ、重みで陥没したという。

 この事故は、市が人身事故の件数を改めて調査...

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