
縁起物の「いんころ」を作る住民ら=柏崎市米山町
無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願い、旧暦の正月に神棚に飾る縁起物「いんころ」の作り方を学ぶ教室が新潟県柏崎市米山町の米山コミュニティセンターで開かれた。参加者は、しんこ(米粉)の生地をこねたり、ちぎったりして、今年の干支(えと)にちなんだ蛇など十二支の動物を表現した。
米山コミセンによると、米山地区では2月にいんころを神棚に供えた後、食べる風習がある。乾燥したいんころは、ひびの数が多いほど縁起がよいという。
教室は米山コミセンが毎年行っている。2024年は新型コロナウイルスの感染予防のため、米山地域の住民だけに参加を限定したが、今回は地区内外から参加を募った。
1月下旬に行われ、米山町の...
残り223文字(全文:523文字)