
旧新潟三越跡地の再開発事業の現状について、中原八一市長(右)に説明する「西堀通5番町地区市街地再開発準備組合」の幹部ら=2月12日、新潟市役所
2020年に閉店した旧新潟三越(新潟市中央区)の跡地再開発事業を巡り、事業主体となる「西堀通5番町地区市街地再開発準備組合」の幹部らが2月12日、新潟市役所を訪れ、中原八一市長に事業の遅れについて説明した。面会後、地権者兼事業協力者として準備組合に参加する東京建物(東京)の担当者は報道陣に「事業から手を引く可能性はない」と明言した。
- “施工業者がいない問題”、業者探しで再度ヒアリング実施へ 完成時期は「未定」
- 期間内に施工できる業者「該当なし」 着工・完成スケジュール見直しも
- 建物解体、当初予定の12月より遅れる見込み…資材高騰響き開始時期未定
旧新潟三越跡地再開発事業は、準備組合が旧新潟三越の建物を解体した上で、商業施設や住宅などが入る高さ約150メートルの複合ビルを新築する計画概要を公表。24年12月にも建物の解体に入り、29年の完成を目指す計画だった。だが、人手不足などを理由に施工が可能な業者が見...
残り449文字(全文:749文字)