旧新潟三越。解体工事開始が当初計画より遅れることが判明=11月29日、新潟市中央区西堀通5
旧新潟三越。解体工事開始が当初計画より遅れることが判明=11月29日、新潟市中央区西堀通5

 2020年に閉店した新潟市中央区の旧新潟三越跡地の再開発事業を巡り、事業主体が予定する金額と期間で施工可能な業者が現時点で見つかっていないことが12月11日、分かった。新潟市の担当者が11日の12月定例会本会議一般質問で明らかにした。

 再開発の事業主体となる「西堀通5番町地区市街地再開発準備組合」は23年9月、旧新潟三越の建物を解体した上で、商業施設や住宅などが入る高さ約150メートルの複合ビルを新築する計画概要を公表。24年12月から建物の解体に入り、29年の完成を目指すとしていた。

 ただ建設資材の高騰などで、準備組合は規模の変更も含めた計画の見直しを迫られ、解体開始の時期は未定となってい...

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