
新潟県の燕市教育委員会は2025年度から、燕市内小中学校で不足している発達通級指導教室を増設する。4月に燕西小、吉田小、分水小と燕中に整備を予定。これにより小学校は市内各地区に発達通級指導教室が設置され、受け入れ体制の充実を図る。
文部科学省の調査では、障害がある国公私立の小中高校生で、通常学級に在籍しながら必要に応じて別室で授業などを受ける「通級指導」を利用したのは2022年度に19万8343人となり、過去最多を更新。新潟県は4755人だった。
燕市では現在、燕地区の小中川小、吉田地区の吉田南小と吉田中に発達通級指導教室が置かれ、分水地区にはない。市教委によると、2024年4月時点で利用人...
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