締結式に臨む、右からマルイの清水辰雄社長、鈴木力市長、燕市民生委員児童委員協議会の佐藤稔会長=燕市役所
締結式に臨む、右からマルイの清水辰雄社長、鈴木力市長、燕市民生委員児童委員協議会の佐藤稔会長=燕市役所

 新潟県燕市は、食品スーパーのマルイ(見附市)、燕市民生委員児童委員協議会と、「高齢者等の見守り活動に関する協定」を締結した。マルイの移動販売事業を通じて、高齢者らの体調や生活状況の変化に気付いた際は連絡してもらい、連携して見守りや支援につなげる。

 マルイはスーパーマーケットの運営のほか、軽トラック「とくし丸」による移動販売を行っている。燕市内では6台で約400世帯を訪問している。

 協定により、移動販売時に高齢者らの異変を発見した場合には燕市長寿福祉課へ連絡してもらい、緊急事態の際は消防や警察に通報してもらう。長寿福祉課は、状況に応じて燕市民生委員児童委員協議会や関係機関と連携し、見守りや支援...

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