
再エネ関連の取扱貨物増加に向けリンコーコーポレーションが導入したダンプトラック(リンコーコーポレーション提供)
港湾運送のリンコーコーポレーション(新潟市中央区)は、新潟東港バイオマス発電所(新潟県聖籠町)で使用する燃料の輸送契約を、事業主体である新潟東港バイオマス発電合同会社(聖籠町)と締結した。リンコーは再生可能エネルギーの需要増に対応する部署を新設するなど、再エネ関連の取扱貨物増加に力を入れている。荷役作業の省力化と輸送品質を向上させた新たな車両も導入し、市場拡大へ取り組みを加速させる。
合同会社はシンガポール資本のエクイス・デベロップメントと東北電力(仙台市)の共同出資会社で、2024年12月に発電所の運転を始めた。木質ペレットを主な燃料とし、年間使用量は約20万トンを見込む。
リンコーは木質...
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