県議会2月定例会代表質問で答弁する花角英世知事=2月20日、県議会議場
県議会2月定例会代表質問で答弁する花角英世知事=2月20日、県議会議場

 新潟県議会は2月20日、2月定例会本会議を開き、自民党、国政野党系の未来にいがた、非自民の無所属議員でつくるリベラル新潟の3党会派が代表質問を行った。県が借金返済のピークに備えて積み立てている「県債管理基金」を運用するため、県が購入した20年債といった超長期国債などについて、花角英世知事は10日時点でマイナス156億円の評価損(含み損)が生じていると説明した。

 ただ、債券は満期まで保有すると投資額を回収できる。花角知事は「満期保有することのできる範囲で運用しており、現時点で評価損が発生していたとしても、元金が毀損(きそん)されるものではない」との認識を示した。

 県は基金の運用を巡り、10年、...

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