新潟県の魚沼地域5市町を管轄する各警察署は、2024年の特殊詐欺による被害状況をまとめた。南魚沼署(南魚沼市、湯沢町)で認知件数と被害額が増加した一方で、十日町署(十日町市、津南町)と小出署(魚沼市)は、いずれも少し減った。有名人の名前をかたるなどしてお金をだまし取る交流サイト(SNS)を介した投資詐欺が増えており、各署は注意を呼びかけている。

 特殊詐欺について、南魚沼署では、認知件数が前年比3件増の8件で、被害額が同120万5千円増の1199万千円だった。

 十日町署では、認知件数が前年比6件減の3件で、被害額が同712万5千円減の661万9千円。小出署では、同2件減の5件で、被害額が同47...

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