搾りたてのしょうゆを試飲する参加者=長岡市十日町
搾りたてのしょうゆを試飲する参加者=長岡市十日町

 新潟県産の小麦と大豆を使ったしょうゆ「郷土の実り」の初搾りを楽しむ会が、長岡市十日町の新潟県醤油(しょうゆ)協業組合で開かれた。参加者は搾りたてならではの味わいを堪能した。

 郷土の実りは、醤油協業組合が四季の温度変化を利用して、1年かけて発酵、熟成させている。2023年12月に仕込んだ今回の製品は、甘みがありつつ、すっきりとした味わいに仕上がっているという。

 楽しむ会は県内各地から9人が参加し、2025年2月15日にあった。しょうゆの香りが漂う工場を見学し、サラサラとした搾りたての製品を試飲。郷土の実りで味付けしたけんちん汁やおこわなどにも舌鼓を打った。

 夫婦で参加した長岡市の会社員(51)...

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