
生乳からチーズを作る子どもたち=2月19日、佐渡市赤泊
子どもたちに地元の産業を知ってもらおうと、赤泊小学校(新潟県佐渡市)で2月19日、生乳からチーズを手作りする授業が行われた。地元酪農家が提供した生乳が、もちもちのモッツァレラチーズに生まれ変わり、児童らは驚きながらたっぷり味わった。
地元有志による「赤泊地域づくり協議会」によると、赤泊地区は古くから酪農が行われており、現在も3軒が乳牛を育てている。赤泊地域づくり協議会が毎年、公民館などでチーズ作り体験会を親子向けに開き、2025年は小学校と連携。5、6年生約20人を対象に開催した。
生乳は徳和の生産者、本間靖芳さんが提供した。子どもたちは生乳を60度前後で30分間加熱する殺菌作業から開始。そ...
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