まだ雪が残るアルビレックス新潟の練習場。限られたスペースで選手が練習に励む=2月26日、聖籠町の新潟聖籠スポーツセンター・アルビレッジ
まだ雪が残るアルビレックス新潟の練習場。限られたスペースで選手が練習に励む=2月26日、聖籠町の新潟聖籠スポーツセンター・アルビレッジ

 今冬の大雪で、サッカーJ1アルビレックス新潟の練習場「新潟聖籠スポーツセンター・アルビレッジ」(聖籠町)は一時、60センチを超える雪に覆われた。大学サッカー部の部員らも加わって人海戦術で除雪を実施。ようやく芝をのぞかせたピッチでは2月26日、一部の選手が練習に汗を流した。

 3月2日のホーム開幕戦の舞台、デンカビッグスワンスタジアム(新潟市中央区)でも除雪が急ぎ進められた。関係者は「新潟で戦ってくれている選手、楽しみにしているサポーターのために」と雪国の厳しい環境にあるチームを支える。

 サッカーJ1アルビレックス新潟の今季ホーム開幕戦が3月2日に迫る。セレッソ大阪を迎える新潟市中央区のデンカビッグスワンスタジアムは今冬の大雪で、一時35センチの積雪を観測したほか、聖籠町の練習場も真っ白に。2月26日も関係者が除雪作業を急いだ。2026年にはJリーグの「秋春制」移行が控えており、雪に左右される寒冷地の課題が改めて浮き彫りになっている。

 新潟の練習場「新潟聖籠スポーツセンター・アルビレッジ」(聖籠町)は...

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