
佐渡の農業の現状や課題を話し合う関係者=佐渡市窪田
新潟県佐渡市の農業者と行政の代表者らによる意見交換会が、佐渡市窪田のRyokan浦島で開かれた。佐渡産農作物の魅力発信や人材確保に関し、参加者から多くの意見、要望が上がった。
佐渡指導農業士会が毎年開催しており、2025年は2月18日にあった。島内各地の農家の代表や市、県、JAの関係者ら約20人が参加した。
渡辺竜五市長の講話では、2024年度の市のふるさと納税は約10億円を見込み、返礼品は農作物が半数以上を占めていることなどを説明。「ファンを増やすチャンスだが、返礼品が足りていない状況がある。生産力をどう上げていくかが重要だ」と呼びかけた。
農業者が行政関係者らに現状や要望を伝える場面もあ...
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