関東経済産業局が発表した2024年11月の新潟県内百貨店・スーパー販売動向(速報)によると、百貨店1店とスーパー156店の合計販売額は356億6600万円だった。既存店ベースで前年同月比3・0%増となった。前年より気温が低く冬向けの食品が売れたほか、コメの値上がりも影響した。

 飲食料品は4・1%増だった。衣料品は5・5%減で、このうち紳士服は2・4%減、婦人・子ども服は7・2%減だった。全店ベースの合計販売額は1・7%増だった。業界関係者は「昨年より初雪が早く、鍋料理に使う食材が売れた。コメの値上がりも売り上げ増につながった」と話した。

 首都圏を含む管内(1都10県)は合計販売額が8570億...

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