
声かけの重要性を確認した自殺予防の研修会=胎内市新和町
自殺予防のための支援者研修会が、新潟県胎内市新和町の市産業文化会館で開かれた。参加者は、悩んでいる人に寄り添い、孤立させないためのコミュニケーションの方法などを学んだ。
自殺対策の取り組みで、胎内市が1月下旬に開いた。地域の民生委員ら約80人が参加。自殺対策に詳しい新潟青陵大学の関谷昭吉准教授が講演し、自殺リスクのある人への対応について語った。
関谷准教授は、困っていても孤立して声を上げられない人への対応をアドバイス。「存在を認めることが大切。声かけが大切で、スーパーなどで見かけたら少しでいいので声かけをするといい」と強調した。
接し方については言葉よりもしぐさや目線など態度が重要と指摘。「...
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