
ゼロカーボンシティを共同宣言した内田幹夫市長(右)と森島守人議長=魚沼市役所
新潟県魚沼市と魚沼市議会は、2050年までに市内の二酸化炭素(CO2)の排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を共同宣言した。市民、事業者、行政が一体となり、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進める。
魚沼市は24年3月、地球温暖化対策実行計画を改定。30年度までに、13年度の市内温室効果ガス排出量(32万3900トン)を46%削減する目標を掲げた。
25年度当初予算案では、再生可能エネルギーの導入費用や省エネ家電の入れ替え費用などを補助する他、市の公用車に電気自動車2台の導入を盛り込んだ。
宣言式が市役所で2月19日に行われ、内田幹夫市長は「脱炭素社会の実現には、市民一人一人が温暖化...
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