
2日に閉店した「セブン-イレブン出雲崎バイパス店」。町内唯一のコンビニだった=出雲崎町小木
新潟県出雲崎町で唯一のコンビニエンスストアだった「セブン-イレブン出雲崎バイパス店」が、3月2日に閉店した。町内でまとまった生鮮食品を扱う商店は、JR越後線出雲崎駅前のスーパー1軒のみとなった。町民からは生活への影響を懸念する声が上がっている。
人口約4千人の出雲崎町では2022年、海岸地区で唯一のスーパーが閉店。その後、別のコンビニも店を閉じた。セブン-イレブン出雲崎バイパス店は、国道116号沿いにあって駐車場が広いため、町内外問わず、利用は多かったという。
海岸地区の住民はスーパーがないため、町外まで買い物へ行ったり、移動販売を利用したりしている。駅前のスーパーにバスやタクシーで訪れている町民もおり、不便さを訴える声も上がっている。
セブン-イレブン出雲崎バイパス店は、...
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