
日本政策金融公庫などが開いた創業に関するシンポジウム=新潟市中央区
日本政策金融公庫(東京)などは、地方での創業に関するシンポジウムを新潟市中央区の朱鷺メッセで開いた。まちづくりを支援する一般社団法人「エリア・イノベーション・アライアンス」の木下斉代表理事が講演。明確な需要量から逆算して事業計画を立てる重要性を強調した。
創業の機運醸成を目的に2月下旬に開かれた。金融機関や企業の支援機関、自治体関係者ら約350人がライブ配信を含めて参加した。
木下代表理事は講演で、起業のポイントとして「一番始めに営業をして需要を把握し、事業規模を決めていく。需要から逆算していくと大外れしない」と語った。
その上で、市場規模が小さい地方では「確かな顧客がいる事業が重要だ。数量...
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