新潟市は3月12日、同市中央区沼垂東2の県道下に、空洞の可能性がある箇所が見つかったと発表した。道路に陥没などの変化が確認されていないことから、通行止めは行っていない。

 埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けた新潟市管理の下水道の緊急点検の一環で、2月20、21日に空洞探査車を使用した現地調査を行い、解析作業を進める中で明らかになった。地表から約20センチの場所に空洞の可能性があるとの異常信号が検出されたという。

 市は3月14日の夜間にも現地の開削調査を行い、空洞の有無を確認する。道路下に埋設されている下水道管は、目視により異常がないことが確認されている。

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