
小千谷市役所
新潟県小千谷市は3月17日、2026年度の開設を予定している不登校の子どものための教育を行う「学びの多様化学校(不登校特例校)」について、体験活動を中心とする教科など3教科を独自に設ける方針を明らかにした。宿題は出さず、通知表も作らないなどし、生徒が登校する上でのハードルを下げる。
市議会3月定例会の一般質問で、松井周之輔教育長が明らかにした。小千谷市の多様化学校は、市内外の中学生が対象。小千谷市上ノ山4の市民学習センター「楽集館」の一部を活用し、小千谷中学校の分校として設ける。
独自に新設する予定の3教科は、地域との交流や市内の自然環境を活用した体験活動など。登校時間を通常の中学校よりも遅...
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