
児童らが港の役割や「ケーソン」の作り方などを学んだ出前授業=佐渡市赤泊
子どもたちに港の役割や歴史を知ってもらおうと、新潟県佐渡市の赤泊小学校で港湾関係者らによる出前授業が開かれた。5、6年生の児童約20人が参加し、港が輸出入の重要な拠点であることや、地元の赤泊港の歴史を学んだ。
港湾事業に興味を持ってもらい担い手確保につなげようと、国土交通省や県、工事業者などでつくる協議会が3月6日に主催した。
国交省北陸地方整備局両津港出張所の坂上正樹所長は「佐渡汽船が止まるとスーパーから物がなくなるように、みんなの生活にとても大事」などと港の役割を説明。両津港を核にしたにぎわい創出事業も紹介した。
本間組佐渡支店の佐藤芳則土木部長らは、赤泊港の防波堤にも使われている巨大な...
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