
ポップコーン用トウモロコシの実を取る体験をする子どもたち=佐渡市新穂大野
新潟県佐渡市内の小中学生を対象にした農業体験が行われた。働き方の選択肢を広げてもらおうと、新潟大学佐渡自然共生科学センター里山共生研究部門が2024年度に初実施した「お仕事見学ツアー」の一環。9人が収穫や調理を通し、農業の魅力を実感した。
ツアーは「ものづくり」「動物・自然」に続く3回目で、3月8日に行われた。無農薬のコメづくりを軸に、企業研修も受け入れる会社「naco(ナコ)」(豊田)の農園「イケベジ」を訪問。子どもたちは数種類のベビーリーフを収穫し、試食では「これ好きかも」と話しつつ、次々と口にした。竹筒をたき火の上に置く炊飯にも挑戦した。
循環型社会の取り組みとして、竹を細かく砕いてチ...
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