
苗場線の新運賃案などが示された町地域公共交通活性化協議会=3月24日、湯沢町役場
新潟県湯沢町は3月24日、町地域公共交通活性化協議会を開き、南越後観光バス(南魚沼市)が運行するバス路線の「苗場線」について、値上げをする方針であることを明らかにした。距離に応じた運賃制度から、運行区間内に設けたゾーンを通った数に従って運賃を計算する「ゾーン運賃制」を採用。最低運賃は現行の160円から300円に上がる。2025年度中の実施を目指すとしている。
苗場線は、JR越後湯沢駅前から湯沢町三国の西武クリスタル前までを結ぶ約25キロの路線。複数のスキー場前を通ることなどから、外国人を含む観光客の利用も多く、現在は平日8往復、休日は12往復を運行している。運賃は初乗りが160円で、全区間は...
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