
連合新潟は3月28日、加盟組合の春闘妥結状況(25日現在)の中間集計結果を発表した。定期昇給分を含む賃上げの平均妥結額は1万5865円で、同じ時期の比較では4年連続の増加となり、集計が残る2008年以降で過去最高となった。最終的に1993年以降で最高の賃上げとなった2024年の同じ時期より3243円増加。平均賃上げ率は5・15%だった。
物価高や人手不足を背景に、企業の賃上げの流れが続いている。中間結果では集計する組合数がまだ少なく、大企業の賃上げが全体を押し上げた格好だ。
連合新潟によると、最終集計には今後交渉が本格化する中小企業の結果がより反映される。このため、平均妥結額などは今の時期よ...
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