
鳥屋野潟南部地区
新潟市都市計画審議会(会長・岡﨑篤行新潟大教授)は鳥屋野潟南部地区(新潟市中央区)の農地「長潟第二地区」について、住宅地として整備を進めるとする地権者らの計画を適当とし、市に答申した。計画的に開発を図る「市街化区域」への編入も合わせて適当とし、答申した。県との協議などを経て5月にも決定し、整備が進む見通しだ。
長潟第二地区は中央区長潟、南長潟、姥ケ山にまたがる約19・2ヘクタールの農地で、現在は市街化を抑制する「市街化調整区域」。一方で県、市、亀田郷土地改良区による「鳥屋野潟南部開発計画」では、住宅地を整備するエリアに位置付けられ、地元でも住宅地の形成を目指す計画が策定されていた。
長潟第二地区に隣接する「長潟第一地区」(約25ヘクタール)では2028年4月、大規模な商業施設がオープンする予定となっている。
3月28日に...
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