
有料観覧席で長岡花火を眺める観客=2024年8月2日、長岡市の信濃川右岸
8月2、3日に長岡市で開かれる長岡まつり大花火大会に向けて、有料観覧席の長岡市民向け先行販売の抽選申し込みが、4月10日に始まる。昨年とほぼ同じ、各日約17万人分を販売する。販売価格も、席種の変更による改定を除いて昨年と同額となる。
一般販売は5月26日から受け付ける。主催する長岡花火財団は高額転売対策として、今年からチケットを記名式にすることを発表している。
最も高額なのは「右岸ベンチ式マス席」(8人)で、一般価格4万8千円。一番安いのは自由席の「左岸北エリア席」(1人)で同2000円となる。
昨年からの変更では、信濃川左岸の陸上競技場に「イス席」(一般価格4000円)と「車いす席」(同1万円)を新設する。昨年は全て自由席だった大手大橋下流の左岸エリアは、大手大橋付近を「ブロック指定席」(同4000円)とする。
長岡市民向け先行販売は、一般より安価となる。4月10〜30日に受け付ける。昨年抽選となった「マス席」などの倍率をパンフレットに掲載。倍率を参考に、第2希望も記載してもらうように周知する。抽選結果は5月23日までに通知する。
一般販売は市民先行販売の後、残席が出た席種で行う。抽選申し込みはインターネットで5月26日〜6月6日に受け付ける。結果発表は6月17日。
国営越後丘陵公園などに設ける公式駐車場は1000〜6000円で、全て有料予約制。花火の有料観覧席のチケットを購入した人のみが申し込める。受付期間は6月20〜25日で、7月1日に当落を通知する。
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