春の全国交通安全運動を前に開かれた出発式=4月4日、新潟市中央区
春の全国交通安全運動を前に開かれた出発式=4月4日、新潟市中央区

 春の全国交通安全運動(6〜15日)を前に、県と県警などは4日、県庁前で出発式を開いた。期間中はドライバーの歩行者優先意識の向上や「ながら運転」の撲滅などを重点項目として、事故防止の取り組みを強化する。

 県警によると、2024年に県内で発生した交通事故は23年比50件減の2671件で死者数は変わらず55人、負傷者数は51人減の3045人とやや減少。一方、死者のうち歩行者は2人増えて24人、高齢者は1人増えて39人だった。

 出発式では、県警の滝澤依子本部長が「春は多くの人にとって、新たな第一歩を踏み出す大切な時期。安全安心な新潟の実現に向けて、みなさんからも力を借りたい」とあいさつ。式には地元の...

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