
三条夏まつり協賛会の第1回全体会議=三条市旭町2
三条市で毎夏開かれている「三条夏まつり」の協賛会(会長・兼古耕一三条商工会議所会頭)は、ことしの開催日を7月25、26日とし、26日に花火大会を実施することを決定した。昨夏、風の影響で花火の燃えかすが住宅地にも落下したため、注意喚起に力を入れる。
2025年度の第1回全体会議を3月中旬に三条市で開いた。夏まつりの花火は毎夏、信濃川沿いにある防災ステーション(上須頃)で打ち上げている。まつりの事務局によると、燃えかすが落ちる範囲は例年、打ち上げ地点周辺にとどまっていたが、昨夏は風の影響で住宅地の荒町地区などへも一部が落下。事務局へ住民から問い合わせが寄せられた。燃えかすが車の表面に落ちると、塗装が花火の成分と化学反応を起こして傷む可能性があるという。
協賛会では、25年度予算で、「その他の宣伝費」に24年度決算の2倍近い約125万円を計上し、うち60万円を燃えかすの注意喚起に充てることで合意。住民に、車にカバーをかけるなどしてもらうよう伝える。具体的な伝達の手段は今後詰める。
全体会議ではこのほか、...
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