
読経に合わせ安全を祈願する観光関係者=4月3日、新潟市西蒲区稲島
    春の登山シーズンを迎えた新潟市西蒲区の角田山(481・7メートル)で4月3日、安全祈願祭が行われた。観光関係者が集まり、今シーズンの安全を願った。
七つの登山道がある角田山は山頂から越後平野を一望でき、カタクリやスミレなどの山野草も楽しめる。例年、約15万人の登山客でにぎわうが、近年は整備されていない非公式のコースを歩く登山客が増えている。このため、市や巻観光協会は正式な登山道の利用を呼びかけている。
安全祈願祭では地元の海見寺(かいけんじ)の住職が読経する中、関係者約10人が無事故を願った。巻観光協会の渡辺光昭会長(55)は「県外からの登山客も増え、うれしく思う。貴重な自然と安全を守るため...
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