災害時の物資供給に関する協定を結んだ弥彦村の本間芳之村長(左)とイワツキの岩月宏昌社長=弥彦村役場
災害時の物資供給に関する協定を結んだ弥彦村の本間芳之村長(左)とイワツキの岩月宏昌社長=弥彦村役場

 弥彦村と、村内に拠点を置く総合医療用品メーカー「イワツキ」(東京都)は、災害時の物資提供に関する協定を締結した。イワツキが保管する包帯や大人用おむつなど約140品目を村内へ迅速に供給する。

 イワツキは近隣の燕市出身の岩月庄五郎が1923年、脱脂綿の小分け屋として東京で創業し、46年から弥彦村で工場を操業している。現在は営業所も設け、衛生分野のほかに介護、防災、救急などの製品を取り扱っている。

 昨年秋の村の防災フェアにイワツキがブース出展したのを機に、災害時の協力体制について話し合いを進め、協定締結に至った。

 3月27日に弥彦村役場で開かれた協定締結式で本間芳之村長は「大規模災害への対応は事業...

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